「インデックス投資と高配当株は、どっちがいいの?」
「資産を増やすならインデックス投資?」
「配当金をもらえる高配当株の方が良い?」
投資を続けていると、このように迷う方も多いのではないでしょうか。
インデックス投資は、長期的に資産を育てることを目指す投資です。
一方、高配当株は、株を保有しながら配当金を受け取ることを目的とした投資です。
どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらが絶対に正解というわけではありません。
私自身は、2020年につみたてNISAでインデックス投資を始めました。
現在は、インデックス投資を中心にしながら、日本高配当株も少しずつ取り入れています。
この記事では、インデックス投資と高配当株の違いや、両方続けて感じたこと、初心者がどう考えればよいかを紹介します。
インデックス投資とは
インデックス投資とは、S&P500や全世界株式など、特定の指数に連動する投資信託などに投資する方法です。
指数とは、株式市場全体の値動きを表す目安のことです。
例えば、S&P500に連動する投資信託を購入すると、米国を代表する多くの企業にまとめて投資できます。
全世界株式に連動する投資信託であれば、日本や米国、欧州、新興国など、世界中の企業に分散投資できます。
インデックス投資は、短期間で大きな利益を狙うというより、長い時間をかけて資産を育てる投資です。
毎月コツコツ積み立てながら、将来の資産形成を目指す方法といえます。
高配当株とは
高配当株とは、株価に対して配当金の割合が比較的高い株式のことです。
配当金とは、企業が得た利益の一部を株主に還元するお金です。
株を保有していると、企業の業績や配当方針に応じて配当金を受け取れることがあります。
高配当株の魅力は、株を売却しなくても現金収入を得られる可能性がある点です。
ただし、配当金は必ずもらえるものではありません。
企業の業績が悪くなれば、配当金が減る「減配」や、配当金がなくなる「無配」になる可能性もあります。
インデックス投資のメリット
長期的に資産を育てやすい
インデックス投資は、長期的な資産形成と相性が良い投資方法です。
一つの商品で多くの企業へ分散投資できるため、個別企業を一社ずつ選ぶ必要が少なくなります。
投資信託を自動積立に設定しておけば、毎月決まった金額をコツコツ投資できます。
仕事や家事で忙しい方でも続けやすい点は、大きなメリットです。
管理がシンプル
インデックス投資は、商品を絞れば管理がしやすいです。
例えば、S&P500やオルカンなど、投資する商品を決めて積み立てるだけなら、日々の売買判断はあまり必要ありません。
個別株のように、企業ごとの決算や配当方針を細かく確認する負担も少なくなります。
長く続けるうえで、管理がシンプルであることは大切です。
少額から始めやすい
投資信託は、証券会社によっては少額から購入できます。
まとまった資金がなくても、毎月無理のない範囲で始められます。
投資初心者の方は、まず少額から始めて、値動きに慣れていくのも一つの方法です。
インデックス投資のデメリット
現金収入を得ている実感は少ない
インデックス投資は、資産全体を長期的に増やすことを目指す投資です。
そのため、毎月の生活費がすぐに楽になるわけではありません。
投資信託の中には、分配金を出さずにファンド内で再投資する商品も多くあります。
効率よく資産形成しやすい一方で、「お金が入ってきた」という実感は少ないかもしれません。
将来は取り崩しが必要になる
インデックス投資で老後資金を作った場合、実際に生活費として使うには、将来的に投資信託を売却する必要があります。
資産が増えていても、売却するタイミングで相場が下がっていると、不安を感じることがあります。
「増やす」と「使う」は、少し違う難しさがあります。
高配当株のメリット
配当金を受け取れる
高配当株の一番わかりやすい魅力は、配当金を受け取れることです。
株を売らなくても、保有しているだけで現金収入を得られる可能性があります。
私が初めて配当金を受け取ったときは、
「3〜4%だと、これくらいか」
と思いました。
正直、生活が一気に変わる金額ではありませんでした。
配当金だけで豪遊する予定は、かなり先になりそうです。
それでも、自分が働いていない時間にもお金が入ってくる感覚は、とても大きな経験でした。
キャッシュフローを良くできる
キャッシュフローとは、お金の出入りの流れです。
高配当株で配当金を受け取れると、給料以外の収入源を作ることができます。
最初は少額でも、配当金が少しずつ増えていくと、投資を続けるモチベーションにもなります。
通信費や水道光熱費など、生活費の一部を配当金でまかなえるようになると、心理的な安心感も出てきます。
売却しなくてもお金を受け取れる
インデックス投資では、将来的にお金を使うために投資信託を売却する必要があります。
一方、高配当株は、株を保有したまま配当金を受け取れる可能性があります。
資産を売却することに抵抗がある方にとっては、配当金という形で受け取れることが魅力になります。
高配当株のデメリット
減配や無配のリスクがある
高配当株は、配当金が魅力です。
しかし、配当金は必ず続くものではありません。
企業の業績が悪化すれば、配当金が減る「減配」や、配当金がなくなる「無配」になる可能性があります。
配当金を目的に投資している場合、減配は大きなダメージになります。
銘柄選びが難しい
高配当株は、自分で企業を選ぶ必要があります。
配当利回りだけでなく、売上や利益、財務状況、配当性向なども確認する必要があります。
配当利回りが高いからといって、必ず良い株とは限りません。
業績悪化で株価が下がり、見た目の利回りだけが高くなっている場合もあります。
株価下落のリスクがある
配当金を受け取っていても、株価が大きく下がれば資産全体ではマイナスになることがあります。
例えば、年間4%の配当金を受け取っても、株価が10%下がれば、合計では損をしている可能性があります。
高配当株では、配当金だけでなく株価の下落リスクも考える必要があります。
両方続けて感じた違い
私がインデックス投資と高配当株を両方続けて感じた違いは、目的の違いです。
インデックス投資は、将来のために資産を育てる投資です。
高配当株は、今のキャッシュフローを少しずつ良くする投資です。
私の場合は、次のように考えています。
インデックス投資:老後資金を準備するため
高配当株:配当金でキャッシュフローを作るため
インデックス投資は、資産形成の土台として続けやすいです。
一方、高配当株は、配当金を受け取れるため、投資の成果を実感しやすいです。
どちらにも良さがあります。
ただし、初心者がいきなり高配当株に大きな金額を投資するのは難しいと感じます。
企業分析が必要になるため、まずはインデックス投資を中心にしながら、高配当株は少しずつ学んでいく形が取り入れやすいと思います。
私の現在の考え方
現在の私は、インデックス投資を中心にしています。
割合のイメージとしては、インデックス投資が約9割、高配当株が約1割です。
インデックス投資では、新NISAを使ってS&P500とオルカンに投資しています。
高配当株は、日本株を中心に、配当利回りだけでなく企業の業績や財務状況を見ながら選ぶようにしています。
私にとって、インデックス投資は資産形成の中心です。
高配当株は、配当金によって日々のキャッシュフローを良くする補助的な役割です。
この形が、今の自分には合っていると感じています。
初心者はどちらから始めるとよいか
初心者の方には、まずインデックス投資から始める方が取り組みやすいと思います。
理由は、管理がシンプルで、少額から始めやすく、分散投資もしやすいからです。
もちろん、高配当株が悪いわけではありません。
ただ、高配当株は企業分析が必要になるため、最初から大きな金額を投資するより、少額で学びながら始める方が安心です。
まずはインデックス投資で資産形成の土台を作り、余裕が出てきたら高配当株を少しずつ取り入れる方法もあります。
大切なのは、どちらが正解かを決めることではありません。
自分の目的に合った投資を選ぶことです。
インデックス投資と高配当株の使い分け
インデックス投資と高配当株は、どちらか一方を選ばなければいけないものではありません。
目的によって使い分けることができます。
例えば、次のように考えるとわかりやすいです。
資産を長期的に増やしたい
→ インデックス投資
配当金で現金収入を得たい
→ 高配当株
私の場合は、老後資金の準備はインデックス投資を中心にしています。
そして、日々のキャッシュフローを良くする目的で高配当株を取り入れています。
このように役割を分けると、どちらを選ぶべきか迷いにくくなります。
まとめ
インデックス投資と高配当株は、どちらが絶対に良いというものではありません。
それぞれに向いている目的があります。
インデックス投資の特徴は、次の通りです。
・長期的な資産形成に向いている
・少額から始めやすい
・管理がシンプル
・現金収入を得ている実感は少ない
高配当株の特徴は、次の通りです。
・配当金を受け取れる
・キャッシュフローを良くできる
・投資の成果を実感しやすい
・銘柄選びや減配リスクに注意が必要
私自身は、インデックス投資を資産形成の中心にしながら、高配当株を補助的に取り入れています。
インデックス投資は老後資金を準備するため。
高配当株は、配当金でキャッシュフローを作るため。
このように役割を分けることで、どちらも無理なく続けやすくなりました。
初心者の方は、まずインデックス投資で土台を作り、高配当株は少額から学びながら取り入れるのも一つの方法です。
自分の目的や生活に合わせて、無理のない投資を続けていきましょう。
※本記事は、特定の金融商品や投資方法を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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