「高配当株ってよく聞くけど、どんな投資なの?」
「配当金がもらえるなら、インデックス投資より良いの?」
「初心者でも高配当株を買って大丈夫?」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
高配当株とは、株価に対して配当金の割合が比較的高い株式のことです。
高配当株の基準は一般的に配当利回り4%以上です。
配当金とは、企業が得た利益の一部を株主に還元するお金です。
株を保有しているだけで定期的に配当金を受け取れる可能性があるため、将来の資産形成だけでなく、今のキャッシュフローを良くしたい方にも人気があります。
私自身も、インデックス投資を中心にしながら、日本高配当株にも投資しています。
この記事では、高配当株の仕組みやメリット・デメリット、初心者が注意したいポイントについてわかりやすく解説します。
高配当株とは
高配当株とは、配当利回りが比較的高い株式のことです。
配当利回りとは、株価に対して年間でもらえる配当金がどれくらいあるかを表す数字です。
例えば、株価が1,000円で、1年間にもらえる配当金が40円の場合、配当利回りは4%です。
40円 ÷ 1,000円 × 100 = 4%
配当利回りが高い株は、保有しているだけで比較的多くの配当金を受け取れる可能性があります。
ただし、配当利回りが高いからといって、必ず良い株とは限りません。
株価が大きく下がったことで、見た目の配当利回りだけが高くなっている場合もあります。
配当金とは
配当金とは、企業が得た利益の一部を株主に支払うお金です。
企業は事業で利益を出すと、そのお金を新しい設備投資や借金の返済、内部留保などに使います。
その一部を株主に還元するものが配当金です。
配当金は、企業によって年1回、年2回、年4回など支払われる回数が異なります。
日本株では、年1回または年2回の企業が多いです。
配当金は、銀行預金の利息とは違い、必ずもらえるものではありません。
企業の業績が悪くなれば、配当金が減ることもあります。
これを減配といいます。
配当金がなくなることを無配といいます。
高配当株のメリット
配当金を受け取れる
高配当株の大きな魅力は、配当金を受け取れることです。
株を売却しなくても、保有しているだけで現金収入を得られる可能性があります。
インデックス投資の場合、将来的にお金を使うには、投資信託を一部売却する必要があります。
一方、高配当株は、株を保有したまま配当金を受け取れる点が特徴です。
もちろん、配当金をもらったからといって必ず得をするわけではありません。
株価が下がれば、資産全体ではマイナスになることもあります。
それでも、定期的に現金が入ってくる感覚は、高配当株ならではの魅力だと感じます。
私も初めて配当金を受け取ったときは、
「3〜4%だと、これくらいか」
と思いました。
金額だけを見ると大きくはありませんでしたが、何もしなくてもお金が入ってくる感覚には驚きました。
もちろん、その後すぐに「もっと欲しい」と思ったので、人間の欲はなかなか配当利回りだけでは満たされません。
キャッシュフローが良くなる
キャッシュフローとは、お金の出入りの流れのことです。
高配当株を保有して配当金を受け取れると、給料以外の収入源を作ることができます。
たとえ月に数百円、数千円でも、自分の資産からお金が生まれる経験は大きいです。
配当金が増えていくと、通信費や水道光熱費など、生活費の一部をまかなえる可能性もあります。
私が高配当株を取り入れている理由も、現在のキャッシュフローを少しずつ良くしたいからです。
老後資金はインデックス投資を中心に準備しつつ、日々の収入面では高配当株を補助的に活用したいと考えています。
売却しなくても収入を得られる
投資信託を取り崩す場合、保有している商品を売却して現金化します。
しかし、相場が下落しているときに売却するのは心理的に不安を感じやすいです。
高配当株の場合、株を保有したまま配当金を受け取れるため、売却しなくても現金収入を得られます。
資産を取り崩すことに抵抗がある方にとっては、配当金という形で受け取れることは安心材料になります。
ただし、配当金も企業の利益から支払われるものです。
業績が悪化すれば、減配や無配になる可能性はあります。
投資を続けるモチベーションになる
インデックス投資は、長期的には有効な方法ですが、普段はあまり変化を感じにくいことがあります。
毎月積み立てていても、すぐに生活が変わるわけではありません。
一方、高配当株は配当金が入金されるため、投資の成果を実感しやすいです。
配当金の入金を見ることで、
「少しずつ資産が働いてくれている」
と感じやすくなります。
この感覚は、投資を続けるモチベーションになります。
高配当株のデメリット
減配や無配のリスクがある
高配当株の大きなデメリットは、配当金が必ず続くわけではないことです。
企業の業績が悪くなると、配当金が減ることがあります。
これを減配といいます。
さらに、配当金がなくなることを無配といいます。
高配当株は配当金が魅力ですが、その配当金が減ってしまうと、投資の目的が崩れてしまう可能性があります。
そのため、配当利回りだけでなく、企業の業績や財務状況も確認する必要があります。
株価が下がる可能性がある
高配当株は、配当金を受け取れる一方で、株価が下がる可能性もあります。
例えば、年間で4%の配当金を受け取っても、株価が10%下がれば、資産全体ではマイナスになります。
配当金だけを見ていると、株価下落のリスクを見落としやすくなります。
高配当株は、配当金と株価の両方を見ることが大切です。
配当利回りが高すぎる株には注意が必要
配当利回りが高い株を見ると、とても魅力的に感じます。
しかし、配当利回りが高すぎる場合は注意が必要です。
なぜなら、株価が大きく下がった結果、見た目の配当利回りだけが高くなっている場合があるからです。
例えば、企業の業績悪化によって株価が下がっている場合、将来的に配当金が減る「減配」や、配当金がなくなる「無配」になる可能性もあります。
また、記念配当にも注意が必要です。
記念配当とは、企業の創立記念や上場記念など、特別な節目に通常の配当に上乗せして支払われる一時的な配当のことです。
その年だけ配当金が多くなっている場合、翌年以降も同じ配当が続くとは限りません。
そのため、「配当利回りが高いからお得」とすぐに判断するのではなく、なぜ利回りが高くなっているのかを確認することが大切です。
銘柄選びに時間がかかる
高配当株は、投資信託と違って自分で企業を選ぶ必要があります。
企業の売上、利益、財務状況、配当の安定性などを確認しなければなりません。
初心者にとっては、この銘柄選びが難しく感じることがあります。
インデックス投資よりも、企業分析に時間がかかる点はデメリットです。
高配当株を見るときのポイント
高配当株を選ぶときは、配当利回りだけで判断しないことが大切です。
私は日本高配当株を見るときに、次のような項目を確認しています。
・売上高
・EPS:「Earnings Per Share」の略で、日本語では「1株当たり純利益」ともいいます。
・営業利益率
・自己資本比率
・営業キャッシュフロー
・現金等
・1株配当
・配当性向
・ROE:「Return On Equity」の略で、「自己資本利益率」ともいいます。
・DOE:Dividend on Equity ratio」の略称で、「株主資本配当率」ともいいます。
初心者の方には、少し難しい言葉が多いと思います。
でも、安心してください。
私も最初は全くわかりませんでした。
最初からすべて完璧に理解する必要はありません。
まずは、
「会社は安定して利益を出しているか」
「無理をして配当金を出していないか」
「今後も配当を続けられそうか」
を確認する意識が大切です。
これらのチェック項目については、今後の記事で詳しく解説していきます。
高配当株とインデックス投資の違い
高配当株とインデックス投資は、目的が少し違います。
インデックス投資は、長期的に資産全体を増やすことを目指す投資です。
一方、高配当株は、配当金という現金収入を得ることを重視する投資です。
私の場合は、次のように役割を分けています。
インデックス投資:老後資金を準備するため
高配当株:現在のキャッシュフローを良くするため
どちらか一方が正解というわけではありません。
資産を大きく育てたいならインデックス投資が向いている場合があります。
一方、配当金を受け取りながら投資を続けたい方には、高配当株の魅力もあります。
私自身は、インデックス投資を中心にしながら、高配当株は補助的に取り入れています。
初心者は高配当株に投資してもいいのか
初心者でも高配当株に投資することはできます。
ただし、最初から大きな金額を投資するのはおすすめしません。
高配当株は、配当金を受け取れる魅力がある一方で、銘柄選びが難しい投資でもあります。
まずは少額から始めて、配当金の仕組みや株価の値動きに慣れることが大切です。
また、生活費や近いうちに使う予定のお金を投資に回すのは避けましょう。
投資は余裕資金で行うことが基本です。
インデックス投資を土台にしながら、高配当株を少しずつ取り入れる方法もあります。
まとめ
高配当株とは、配当利回りが比較的高い株式のことです。
配当金を受け取れるため、給料以外の収入源を作りたい方にとって魅力があります。
高配当株のメリットは、次の通りです。
・配当金を受け取れる
・キャッシュフローが良くなる
・売却しなくても現金収入を得られる
・投資を続けるモチベーションになる
一方で、デメリットもあります。
・減配や無配のリスクがある
・株価が下がる可能性がある
・配当利回りが高すぎる株には注意が必要
・銘柄選びに時間がかかる
高配当株は、配当金がもらえる魅力的な投資ですが、配当利回りだけで選ぶのは危険です。
企業の業績や財務状況を確認し、無理なく配当を続けられる企業かどうかを見る必要があります。
私自身は、インデックス投資を資産形成の中心にしながら、高配当株は現在のキャッシュフローを良くする目的で取り入れています。
まずは仕組みを理解し、少額から無理のない範囲で始めることが大切です。
※本記事は、特定の金融商品や投資方法を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


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